2008年08月29日

土砂崩れ7世帯孤立 平・国道156号ふさぐ



 28日午後7時ごろ、南砺市杉尾(平)と同市渡原(どのはら)(同)間の国道156号に土砂が崩れ落ちているのを、通り掛かった地元の建設業者が見つけた。砺波土木センターによると、同日午後に降った激しい雨のため、山の斜面が崩れたとみられ、延長約20メートルにわたって土砂で道路がふさがった。近くの杉尾集落の七世帯24人が孤立状態となっている。

 現場から下流側の同市祖山(同)の同国道は、7月28日の集中豪雨の影響で道路が崩落し、平地域中心部からは下流側へは車で通り抜けできなくなっていた。今回の土砂崩れで、祖山−渡原の中間点にある杉尾から上流、下流の両方向への通行ができなくなり、杉尾集落が孤立状態となった。

 夜間で見通しが悪いため、同センターは、29日早朝から崩落した現場の斜面を調べる。斜面の安定が確認できれば、同国道の土砂を除去し、早期の通行再開を目指す。

 孤立状態となった杉尾集落の会社員、上村拓司さん(23)は28日夜、北日本新聞社の電話取材に対し「豪雨による災害が続いており、今後の生活が不安だ。早く復旧してほしい」と話した。

 7月28日の豪雨で欠損した、南砺市立野脇(福光)へ通じる県道金沢・湯涌・福光線の迂(う)回路も谷側に崩れる危険があることから、この日から夜間通行止めとなった。

 富山地方気象台によると、南砺市では28日夕に、最も激しく雨が降った。1時間当たりの降水量は、五箇山で午後6時までに35.5ミリ、同市高宮で午後5時までに25.0ミリだった。




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