2008年07月22日

絵伝で聖徳太子しのぶ 井波別院瑞泉寺



 南砺市井波の古刹(こさつ)、真宗大谷派井波別院瑞泉寺(藤田誓壽(せいじゅ)輪番)の一大行事「太子伝会(たいしでんえ)」が21日、同寺で始まった。聖徳太子の遺徳をしのぶ絵解き法話や宝物の展示などがあり猛暑の中、大勢の参拝者が訪れた。29日まで。

 太子伝会は、瑞泉寺12代住職、応現院が正徳元(1711)年に聖徳太子の一生が描かれた八幅の「聖徳太子絵伝」を、虫干しを兼ねて絵解きしたのが始まりとされる。絵解き法話は太子堂であり、最初に藤田輪番があいさつし、吉澤孝昭大谷支院住職が絵伝を解説しながら法話を行った。聖徳太子が自ら制作したとされる聖徳太子2歳像の開帳もあった。

 宝物殿と「虎(とら)の間」では特別宝物展が始まり、普段は公開していない国指定重要文化財「紙本墨書綽如(しゃくにょ)上人勧進状」や聖徳太子絵伝の実物などを展示している。名物のさばずしが入った弁当「お斎(とき)」は22日から販売する。太子伝会に合わせ「いなみ太子伝観光祭2008」が24−26日の3日間、瑞泉寺や井波地域中心部で開かれ、多彩なイベントを実施する。

 【太子伝会の行事】▽山門楼上一般公開、特別宝物展=22−28日午前10時−午後4時▽お茶席、いけばな展=25、26日午前9時−午後4時▽法話=24−26日午前10時・午後1時半▽夜の絵解き法話=25−28日午後7時−同8時半▽特別祠堂お紐解き法要=25日午後1時▽全戦没者追悼法要=26日午後1時




井波
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