2008年07月08日

白川郷−五箇山通行5倍 東海北陸道全通効果



東海北陸自動車道の全線開通で、初の日曜となった6
日の白川郷−五箇山インターチェンジ(IC)の通行量は約1万千台で、昨年の1日平均通行量2207台の5倍に上ったことが7日、分かった。東海北陸道から延伸する能越自動車道の各区間も前年同期の日曜日の通行量と比べて1−3割程度上回り、五箇山や氷見など県内沿線各地への全通効果が具体的に示された。

 中日本高速道路がまとめた速報値によると、6日の24時間通行量は、新規開通した飛騨清見−白川郷ICが約1万4000台。南側の荘川−飛騨清見ICも約1万4000台で、19年の1日平均5153台の3倍近くに上った。

 東海北陸道の小矢部砺波ジャンクション(JCT)から北に向かって延伸する能越道では、県道路公社が管理する小矢部東−福岡ICが6630台、福岡−高岡ICが6198台で、前年7月初旬の日曜をそれぞれ27パーセント、12パーセント上回った。国土交通省の直轄区間となっている高岡−高岡北ICは約7100台、高岡北−氷見ICは約5100台で、前年同期の日曜と比べ、5−15パーセント程度増えた。

 実際、6日の東海北陸道、能越道の県内沿線各地は、中京圏から多くの観光客が訪れ、にぎわった。氷見漁港の観光施設「海鮮館」の入場者は通常の2倍となり、新鮮な魚介類を買い求める客の姿が目立った。高岡市の国宝瑞龍寺や南砺市の世界文化遺産、相倉合掌造り集落も普段より多く人が訪れ、同省富山河川国道事務所は「東海北陸道全通の効果が能越道にも顕著に表れている」とみる。

 東海北陸道の一宮−小矢部砺波JCTは、従来の北陸道・名神高速道経由より走行距離で65キロ短くなった。東海北陸道の最高速度は4車線区間が80キロ、暫定2車線の対面通行区間が70キロ。北陸道・名神高速道の大半は最高速度が100キロだが、大型貨物車など一部車両は80キロに制限されている。このため、時間短縮効果は普通車で15分、大型車で35分となる。




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