2008年07月04日

おから加工に助っ人 県豆富組合五箇山支部、商品開発へ機械導入



 五箇山ならではの新たな特産品を作ろうと、県豆富商工組合五箇山支部(岩崎喜平支部長)は、おからを使ったパンや菓子作りなどに乗り出すため、「おからペースト製造機」を試験導入した。おから特有のぼそぼそした食感が解消され、加工品に使いやすくなる。五箇山豆腐から派生した新商品で、間近にせまった東海北陸自動車道の全線開通後の地域活性化を目指す。

 おからペースト製造機は、同機を開発した豊フーズ産業(富山市山室、西尾由紀夫社長)が同支部に貸し出した。県洋菓子協会名誉会長の西尾さんは、おからを使ったパン製造をすでに手掛けている。おからは食物繊維を多く含み、低カロリーなのが特徴。同支部に商品開発のノウハウも提供する。

 おからは豆腐製造の際、豆汁をこして搾ったかす。平、上平両地域にある五箇山豆腐店では現在、製造に伴うおからの大半を平地域の養鶏業者に飼料として引き取ってもらっている。一部店でおからクッキーを商品化しているが、加工の難しさから活動に広がりが出ていない。

 おからペースト製造機は高さ約1.5メートルのステンレス製で、高速回転するフードカッターを備える。おからを細かく砕いた上で加水し、のり状にする。3日、南砺市上梨(平)の食品加工施設に設置された。

 支部長の岩崎さん(57)は「観光客に喜んでもらえ、中京圏でも販売できる新たな名物を作りたい」と話した。




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