2008年04月25日
明治のあんどん紹介 福野で夜高祭前に写真展

来月1、2の両日に行われる南砺市福野地域の福野夜高祭に向け、地元の郷土史研究グループ「時の会」(往蔵久雄会長)が、明治時代の夜高あんどんを紹介するパネル写真展を同市福野(浦町)の北陸銀行福野支店で開いている。高さ制限がなく、現在と異なった山車のあんどんが写っており、関心を集めている。展示は2日まで。
写真は同所の自営業、堀部友一さん(58)が原板を所蔵。写真店を営んでいた曾祖父が撮影したとみられるガラス原板が土蔵にあり、「時の会」が借りてパネル写真にしたモノクロの19点を展示。これらは平成15年に福野夜高保存会が発刊した福野夜高350周年記念誌「万燈」でも紹介されたが、往蔵会長は「福野夜高の変遷が分かる貴重な記録を見てほしい」と久々に公開することにした。
電線が少なかった明治時代はあんどんの高さ制限がなく、2階建て家屋のひさしを超える大型のあんどんが勇壮に練り回った。現在のような台車はなく、各町内の若連中が担いで練り回した様子が分かる。山車の形も現在では見られなくなった「高御座」「唐獅子」などがあり、日露戦争の凱旋(がいせん)を伝えるものや、富山市出身の大相撲の横綱「梅ヶ谷」をかたどったあんどんもあった。
堀部さんは「自分も若いころはあんどんを練り回した。明治の夜高も活気があり、多くの人に見てほしい」と話している。
福野
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