2008年04月21日
高速バス運行、名古屋で観光PR 小矢部・高岡両市長、グッズ配布

7月5日の東海北陸自動車道全線開通を前に、県西部と名古屋を結ぶイルカ交通(小矢部市芹川、村西更新社長)の高速バスが20日、運行を始め、第1便に乗り込んだ橘高岡、桜井小矢部両市長は名古屋駅前で観光宣伝を行った。全通日は16日に決まったばかり。中京圏から観光客を呼び込もうと、訴えに熱が入った。
バスは1日4往復する。第1便は午前6時、同社前を出発。同市芹川の向川琴江さん(63)は「デパートめぐりが楽しみ」と笑顔を見せた。
午前7時、砺波駅南口で安念砺波市長が運転手に花束を贈呈。未開通の白川郷−荘川間は御母衣ダム沿いの国道156号を走った。桜はまだつぼみ。大型車同士がすれ違えないカーブもあり、40分の回り道だった。サービスエリアで橘市長は「(3列シートは)ゆったりと心地良い。一般道から高速に入ると速さを実感する」と全通が心待ちの様子だ。
渋滞もなく、ほぼ予定通りの午前10時40分、名古屋一の高層ビル「ミッドランドスクエア」前の停留所に到着。高岡市は来年の高岡開町400年記念グッズや和菓子、小矢部市は特産の越中はとむぎ茶やメルヘン米、砺波市はチューリップの切り花を配った。桜井市長は「全通の日も決まり、小矢部の知名度をアップしたい」と力を込めた。
開町400年のキャラクター利長くんの着ぐるみも登場、女子中学生から記念撮影を求められる場面も。パンフレットをもらった女性(77)は「開通したら近くなる。チューリップを見に行く」と話した。400年PRキャラバンを編成している高岡商工会議所青年部の鎌谷隆一会長(37)は、北日本新聞名古屋支社を訪れ「『今度行くよ』と言ってくれる人もいた。もっと高岡を発信したい」と語った。
県西部からは今月、イルカ交通、加越能鉄道、JRグループがバスを運行。日本海側と太平洋側は人と物の動きが活発化し、物理的に精神的にさらに近くなる予感がした。
城端
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