2008年04月17日

7月5日全線開通 東海北陸自動車道

 中日本高速道路(名古屋市)は16日、東海北陸自動車道が7月5日に全線開通すると発表した。飛騨トンネル(10.7キロ)などが未完成だった飛騨清見−白川郷インターチェンジ(IC)24.9キロが同日午後3時から利用できる。東海北陸自動車道は、昭和47年の着工以来36年で完成、総事業費は1兆2500億円。本州の中央で日本海側と太平洋側を約3時間で結ぶ大動脈が誕生する。

 東海北陸自動車道は、愛知県一宮市の一宮ジャンクション(JCT)と小矢部市の小矢部砺波JCTを結ぶ全長185キロで、昭和61年3月に岐阜各務原−美濃ICが開通。順次区間を延ばし、平成14年11月には白川郷−五箇山ICが開通し、県内全区間が完成した。

 飛騨清見−白川郷ICは、飛騨、大牧など10本のトンネルがある山岳地帯で、5年に着工。3月に開通予定だったが、飛騨トンネルの貫通点で崩落が発生したため壁面対策などで工期が延長された。同社によると、舗装工事の大半が終了し、防災設備設置や作動試験を残すのみ。大牧トンネル付近でも舗装が進んでいる。暫定2車線で開通し、総事業費は約1860億円。

 富山−一宮ICの所要時間は普通車で2時間55分となり、北陸自動車道・名神自動車道経由より普通車で15分短縮される。料金は5350円で、現行の北陸・名神経由より850円安くなる。10月末までは開通記念割引を設定し、新規区間を通行すれば普通車で600円を割り引く。

 東海北陸自動車道は、地震や豪雪など自然災害の発生に伴う一般道の代替機能を確保。県内では中京圏との交流人口や物流の拡大、企業立地の促進に期待が高まっている。

 石井知事の話 全線開通により東海、北陸両地域の人、モノ、情報の交流活発化が期待される。県として観光・交流人口の拡大、産業や物流活性化、文化振興などに取り組み、地域の活性化と飛躍につなげたい。




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