2008年04月15日
「道宗道」を復興へ 南砺の有志が整備を

南砺市西赤尾町(上平)の行徳寺から井波別院瑞泉寺(同市井波)に至る古道「道宗道(どうしゅうみち)」の復興、活用を目指そうと、市内の有志が13日夜、同市立野原東(城端)の桜ケ池クライミングセンターで初会合を開いた。活動母体となる「道宗道の会」(会長・中道伸雄城端山岳会長)を発足させ、夏前をめどに両寺を結ぶルートを整備することを決めた。
道宗は「赤尾道宗(あかおのどうしゅう)」と言われ、室町時代、本願寺八代宗主の蓮如の教化を受け、五箇山の人々に念仏の教えを説いた。行状の立派な念仏者を指す「妙好人(みょうこうにん)」として知られる。
道宗道は、道宗が五箇山から瑞泉寺に向かうのに通ったと伝わる。現在の上平、平、城端、井口、井波の各地域にまたがり、ルートは諸説ある。近年、地元山岳関係者を中心に道宗道への関心が高まっているのを受け、同会が伝承などをもとに復興させる。
整備するのは、五箇山の国道156号や高清水山系の遊歩道などを活用し、両寺を結ぶ全長約30キロのルート。道がついていない五箇山トンネル付近の山中の雑木を刈り、約1キロの道を通す計画で、これで往来が可能となる。会のメンバーは「信仰の道として発信し、南砺地域の活性化につなげたい」としている。
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