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2008年08月28日


南砺市平、上平の両中学校で27日、県内トップを切って始業式があり、生徒が気持ちを新たに2学期の学校生活をスタートさせた。県内の多くの小中学校は9月1日に始業式を行う。

 平中学校(河合達雄校長)では全校生徒24人が体育館に集まった。

 河合校長は、夏休み中の7月28日に平地域を含む南砺市内が豪雨災害に遭ったことに触れ、「復旧に向け、さまざまな人が努力していることを感じ取ってほしい」と述べた。

 式の後、各学年の教室でホームルームがあり、夏休み中の出来事や体験について担任教諭と生徒が語り合った。

 平、上平の両中学校は冬場にスキー競技の練習や合宿に時間を割けるよう冬休みを増やす分、夏休みを短縮している。

 県内は、11月に研究発表会や教員研修会が重なる黒部市の小中学校が29日に始業式を行う。富山市八尾小学校と八尾中学校は、9月1日からの「おわら風の盆」に参加する児童生徒がいるため、始業式は31日。

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2008年08月28日


 200戸を超える住宅の浸水や大規模な農業被害などが出た南砺市の集中豪雨災害から28日で1カ月を迎える。床上・床下浸水した家屋の修復は進んだが、国道156号の通行止めは現在も続いており、不便な生活を強いられている住民がいる。農業被害はさらに深刻だ。農地の復旧めどは立っておらず、農家は「大きな損失だ」と頭を痛めている。住民が元通りの暮らしを取り戻すには、まだまだ時間がかかりそうだ。

 はんらんした城端地域の山田川沿いでは、水田に流木や土砂が残されたままで、豪雨のつめ跡が生々しい。同市北野地区の長楽寺営農組合では、流域にある転作田を含む8.9ヘクタールが冠水した。現在、わせの稲刈りの時期を迎えているが、土砂などが堆積(たいせき)した水田は手つかずのままだ。

 「収量減は確実で、損失が出るのは避けられない。大きな痛手だ」と同営農組合長の金田欣五さん(65)は表情を曇らせる。収量減や水に漬かった稲の品質低下の不安に加え、冠水した農地の復旧が大きな問題だという。「費用を自己負担するには限界がある。可能な限り行政に負担してもらいたい」と要望する。

 市内で冠水した水稲や大豆、野菜などの農地面積は城端、福光地域を中心に約300ヘクタールに及ぶ。うち約71ヘクタールに土砂や流木が流入した。市によると、市全体の豪雨災害被害額は約95億円に上り、このうち農林水産関係は約42億円となっている。

 南砺市は26日、国の「局地激甚災害(局激)」の指定が決まった。被災農地の復旧事業費に対し国の補助がかさ上げされる。市は国の被害査定に備え、2000カ所を超える被災農地や農業施設の現地調査、書類作成などを進めているが、復旧作業が本格化するのはこれからだ。市は「査定が終わり次第、年内には農地などの復旧工事を発注したい」としている。

 「孤立状態は解消したが、通学や通勤は今も不便だ。1日も早く国道を復旧してほしい」と訴えるのは、南砺市祖山(平)の区長、岡部孝雄さん(59)。祖山集落は、土砂崩れによる道路の崩壊などで2日間、孤立状態となった。生活に欠かせない国道156号は下流の砺波側は通行可能になったが、小中学校や平行政センターがある上流側は崩壊現場の祖山で復旧作業が続いているため、まだ通行できない。住民は、近くの祖山ダムの堤防を歩き、迂回(うかい)して上流側に向かわなければならない。

 道路の崩壊現場では9月中の通行再開に向け、仮設の橋を架ける工事が進んでいる。岡部さんは「復旧までは我慢の暮らしが続きそうだ」と話している。

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2008年08月28日
 7月の集中豪雨による被害で南砺市が「局地激甚災害」の指定を受けたことに合わせ、県は既存の砂防ダムに流木止め施設を設けるなど、下流域の流木被害の軽減策を検討する。石井知事が27日の定例会見で説明、9月補正予算に同市が独自に行う被災者生活再建支援事業の半額補助を盛り込む方針も示した。

 既に流木止め施設が設置されている一部砂防ダムに流木をせき止める効果があったことを示し、「今回は橋りょうに流木が引っかかり水があふれたケースが多かった。国庫補助事業としての採択を国に働き掛ける」と述べた。9月には航空写真を撮影、県全体の山間部の荒廃地を把握し、流木発生の防止に役立てる。

 溝口南砺市長の要請で、9月26日までの農業土木分野の職員派遣期間を10月中旬まで延長。27日現在の県内の被害額は公共土木、農地林務関係施設を合わせ104億700万円に上っており、早期復旧費を9月補正予算に計上するとした。

 会見では、心臓が急に停止した時に救命処置するAED(自動体外式除細動器)の設置が今月中に完了し、全国で初めて県内の小中学校、高校、特別支援学校での設置率が100パーセントとなったことも報告。9月1日に有識者や首長、経済団体関係者ら18人で県地球温暖化対策県民会議を立ち上げるとした。

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2008年08月28日


JA県女性組織協議会が27日、7月の集中豪雨の被災者を支援しようと、会員らが募った義援金100万円を南砺市に贈った。

 市への義援金は累計で1636万8014円となった。

 高本一惠会長、中西美代書記、奥野忠子会計ら関係者が訪れ「農地などに大きな被害があり大変ですが、頑張って復旧に取り組んでください」と山本収入役に贈呈した。

 26、27の両日に同協議会のほか、県洋画連盟砺波地区会員一同、山口県議会土木建設委員会、竹田木材などから新たに義援金が贈られた。

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2008年08月28日
共産党南砺市委員会(諸木照司委員長)は27日、同市に対し、豪雨災害対策と雇用促進住宅廃止に関する要望書を提出した。
 豪雨対策では被災者生活再建支援制度の対象拡大や支援内容の充実などを要望。雇用促進住宅については、雇用・能力開発機構による一方的な廃止計画の撤回と居住者の不安解消などを求めた。

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2008年08月28日

共産党呉西地区委員会(高橋渡委員長)は27日、11月の南砺市議選で、城端選挙区(定数5)と井波選挙区(同)にそれぞれ公認候補各1人を擁立することを明らかにした。福光選挙区(定数9)と福野選挙区(定数7)も擁立を検討する。

 立候補予定者はいずれも新人で、城端が元城端町議の中島満氏(59)=城端(大宮野)、井波は会社員の大浦進氏(64)=井波(山下)。共産は合併前の旧4町では議席があったが、同市発足に伴う前回市議選で議席を失っている。

 自民党南砺市連合支部は28日の総務会で、党県連に申請する第1次の公認、推薦候補を決定する。前回市議選で公認候補を擁立した民主、社民両党はいずれも次期市議選について「現時点で擁立の予定はない」としている。

 次期市議選は、市長選と同日選で、11月9日告示、同16日投開票。定数は現行の34(欠員1)から、旧4村の各1減で30となり、従来通りに旧町村ごとの中選挙区制で行われる。現在の会派構成は自民31、無所属2。

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2008年08月27日


第5回北日本新聞地域親睦(しんぼく)ゴルフ大会B予選(富山南、高岡、砺波地区)は26日、富山市万願寺(大沢野)の富山カントリークラブで行われた。団体は城端がネット合計214.2で優勝。個人は高田英司さん(興南)がネット69.4で制した。北日本会富山南、高岡、砺波支部主催、同クラブ事業主催、北日本新聞社後援。

 大会は平成16年の北日本新聞創刊120周年を記念して始まった。

 この日は北日本新聞の販売店を通して募った24チーム94人が参加。曇り空でほぼ無風の絶好のコンディションの中、有磯、薬師、神通の3コースに分かれてスタートした。参加者は互いの好ショットをたたえ合い、ゴルフを通して親交を深めた。

 今年から県内販売店のサービスエリア別にA予選(富山、新川)とB予選(富山南、高岡、砺波)に分けて開催。18ホールストロークプレー、新ペリア方式の団体戦でネットスコアを競った。

 各予選上位8チーム64人が、10月に同クラブで行われる県大会に出場する。


城端
2008年08月27日


南砺市二日町(福野)の田島ふじ子さんに手芸を学んでいる生徒の作品展「モラと刺しゅう展」が、同市福野(上町)のギャラリー市の里1号館で開かれている。9月2日まで。

 モラは、何層も重ねた生地をくり抜き、内側の生地の色を表に出して模様にするパナマ原住民の手芸技法。

 南砺、富山、高岡、金沢市の教室の35人が、モラと複雑な刺しゅうを組み合わせた計46点を出品した。草花や鳥、魚など自由なテーマで創作し、メルヘン調の絵画の壁飾り、ハンドバッグなども並んだ。

 田島さんは総合刺しゅうで、半透明の薄布に小さな鏡やビーズを付けて生命の根源を表した「母なる大樹」を出品した。

福野
2008年08月27日
南砺市は26日、「7.28豪雨災害義援金配分委員会」(会長・中藪淳一市自治振興連絡協議会長)を設置し、同市と市内の金融機関で受け付けた7月の豪雨被害に対する義援金の配分方法を決めた。9月上旬に第1次分として配られる。

 義援金は25日までに240件で総額1480万1111円が寄せられた。空き家を除く住宅の被災は棟数の集計で全壊4、大規模半壊1、半壊6、一部損壊(床上浸水を含む)48、床下浸水178。これに対し、義援金配分は全壊100万円、大規模半壊80万円、半壊50万円、一部半壊(重度・中度・軽度)20万−5万円、床下浸水1万5000円とした。

 26日以降の義援金は、第2回委員会で協議する。床下浸水への配分は第1次分のみ。

 配分は口座振り込みで行うため手続きが必要。30、31日に城端、福光両地域で開く被災者支援説明会で知らせるほか、案内状も送る。

 ◇新たな義援金(20−25日) 武蔵野市部課長会、同市交流市町村協議会、南砺市社会福祉協議会職員一同、城端中学校第19回卒業生の会、城端シニア健歩会、雄山高校昭和55年卒業生一同、日本赤十字社砺波市地区、城端赤十字奉仕団、上松町公民館第3ブロック、夢の会、福光赤十字奉仕団、城端地域ゴルフ大会参加者一同・城端ロイヤル会

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2008年08月27日
政府は26日、7月下旬の集中豪雨で被災した南砺市、金沢市の2市を「局地激甚災害」に指定することを閣議決定した。農地と林道、農協や森林組合などが所有する施設の災害復旧事業について、国の補助が順次かさ上げされる。

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2008年08月26日


 南砺市福野地域特産のサトイモの出荷目揃(めぞろえ)会が25日、同市焼野(福野)の焼野公民館で開かれ、南野尻里芋生産組合(杉原勇会長)の農家らが収穫間近の畑を視察した後、とれたてのサトイモを試食した。

 同組合は昭和53年に設立し、12戸の農家でつくる。昨年は約6ヘクタールでサトイモを栽培し94トンを出荷。目揃会は、出荷前に生産者が集まり収穫時期や選別方法を統一するために毎年行っている。

 この日は最初に県砺波農林振興センター職員とともに畑でサトイモの生育状態をチェック。収穫したばかりのサトイモの試食会が焼野公民館であり、杉原会長があいさつ。参加者が煮物などを味わい、出来栄えに自信を深めた。

 今年は28日に高岡市場へ初出荷する。

福野
2008年08月26日
 溝口南砺市長は25日、市福野庁舎で定例会見し、7月の集中豪雨で被災した中小企業金融対策を含む13億4827万9000円(累計358億843万2000円)の一般会計補正予算案などを発表した。9月1日開会の9月定例市議会に提案される。

 豪雨の概算被害総額は95億円。市長は「市税収入の約80億円を上回り、林道関係でさらに増額が見込まれ、大変に厳しい」と強調。農地災害復旧で国の補助がかさ上げされる「局地激甚災害」の指定が受けられることから災害査定設計書の作成などに全力で取り組むとともに、補助災害復旧事業を順次予算化し、議決は臨時議会や専決で対応することで議会側に理解を求める考えを示した。主な補正は中小企業金融対策の保証料助成や利子補給などで2億3911万8000円、病院と診療所などを結ぶ医療情報システム整備3億円など。

 県、市、共同募金会の災害見舞金を29日から全壊被災世帯などに贈るほか、30、31の両日に城端、福光両地域で被災者支援説明会を開く。総額約1480万円の義援金が寄せられたことに感謝し、26日に義援金配分委員会を設置して配分方法を審議する。

 11月に、同市や北日本新聞社などが実施する地域ブランド創造イベント「まるごと南砺」などをPRした。
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2008年08月26日


 南砺市井波地域の子育て支援サークル「寺子クラブ」(世話人・齊藤優華さん)は25日、同市本町2丁目(井波)の真教寺で料理教室を開き、32人の子どもたちが郷土料理やおやつなどを調理して味わった。同市食生活改善推進協議会井波支部の野村翠子支部長と畠和子さん、高崎孝子さんが講師を務め、栄養バランスの良い食事について説明。子どもたちは朝日町に伝わる料理で御幣もちに似た「みそかんぱ」や「ゴボウとコーンのサラダ」などを作った。

 みそかんぱの調理では、すりつぶしたご飯を小判形にして割りばしに刺し、焼き網でこんがり焼いて、ごまみそを付けて仕上げた。
井波
2008年08月26日


 南砺市井波地域を拠点に活動する琴伝(きんでん)流大正琴のグループ「琴清(きんせい)会」が9月21日、同市井波総合文化センターで第12回秋のコンサート(北日本新聞社後援)を開く。さまざまなグループや子どもたちも出演し、歌や踊りを交えたステージを繰り広げる。

 琴清会は平成7年、旧井波町の東町あづま会・婦人会大正琴クラブとして発足。井波、福野両小学校で合唱を指導した経験がある能登清美さん=南砺市山見(井波)=が会主を務める。メンバーは井波地域を中心に同市福野地域や、砺波、小矢部両市から集まっており、南砺市井波社会福祉センターなどで練習している。

 オープニングでは、メンバー43人と、井波地域の学童保育サークル「寺子クラブ」の小学3、4年生らが、「北上夜曲」と「さくらさくら変奏曲」を合奏。プログラムは3部構成で、「千の風になって」「男と女のラブゲーム」「イムジン河」などを演奏する。地元の聖徳幼稚園新体操教室の園児や、バレエ団体「アール・デコ」(砺波市)などが特別出演し、第3部の「ジュピター」では、声楽家の田形縁さん(同)と「なんとジュニアコーラス」(南砺市)が大正琴に合わせて歌を披露する。

 本番まで1カ月を切り、メンバーは仕上げの練習に取り組んでいる。能登さんは「心を温かくし元気にしてくれる音楽の良さを伝えたい」と話している。コンサートは9月21日午後1時半開演。

井波
2008年08月25日


 南砺市の「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド2008」は24日、市福野文化創造センターでメーンコンサートがあり、国内外のアーティスト3組が聴衆と一体になった熱いステージを披露し、22日から繰り広げたワールドミュージックの祭典を締めくくった。北日本新聞社共催。

 地元の無国籍打楽器集団「サラマレクム!」が韓国の打楽器奏者、チャン・ジェヒョさんと、ドイツなどで活躍する舞踏家、関美奈子さんと共演したステージで幕開け。ブラジルとウルグアイ、日本のメンバーで特別編成した「グラストン・ガリッツア・ミーツ・トリオ・ファトルーソ&ヤヒロトモヒロ」は華麗な演奏で聴衆を魅了した。

 コートジボワールの女性シンガー、ドベ・ニャオレさんはパワフルな歌声とエネルギッシュなダンスを披露した。

 同センター前庭では、自由なパフォーマンスを演じる「スキヤキ・フィナーレ」に、各国のアーティストが加わって演奏と踊りを延々と繰り広げ、名残を惜しんだ。

福野
2008年08月25日
 高岡・砺波地区高校演劇発表大会は24日、南砺総合高校福野高校で2日目の発表が行われ、2日間に出場した9校を審査した結果、南砺総合福野、砺波、高岡が優秀賞に選ばれた。3校は地区代表として県大会に出場する。北日本新聞社後援。

 県大会は10月25、26の両日に高岡市のウイング・ウイング高岡で開かれる。

 ▽優良賞(北日本新聞社賞)=高岡工芸


福野
2008年08月25日


 8月6−10日に行われた「となみ野100キロ徒歩の旅2008」(北日本新聞社共催)の事業報告会が24日、南砺市山見(井波)の市井波総合文化センターで行われ、参加した児童が完歩賞を受け取り、目標達成の喜びをかみしめた。

 旅は県内の小学生が4泊5日の日程で砺波、南砺両市内の道のり100キロを歩く企画。大きな目標を達成することで児童の生きる力を育てようと、となみ青年会議所などでつくる実行委が毎年開き、ことしで5回目。児童86人が元気に長い道のりを歩き切った。報告会では児童や保護者、スタッフが旅の様子をまとめたDVDを鑑賞し、吉崎清一団長が児童1人1人に完歩賞を贈った。スタッフや地域住民にスポットを当てた映像も放映。児童は多くの人に支えられてゴールしたことを実感し、仲間や関係者への感謝の気持ちを新たにした。

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2008年08月25日


 演劇の祭典「利賀フェスティバル SCOTサマー・シーズン2008」の開催に合わせたシンポジウム「現在をどう見るか」が24日、南砺市利賀村の利賀創造交流館で開かれた。経済や社会学の専門家が、日本が直面する問題を見詰め、意見を交わした。

 利賀を拠点にする劇団SCOTを主宰する演出家、鈴木忠志さんがあいさつ。パネリストの高木繁雄北陸銀行頭取と大沢真幸京都大教授(比較社会学)、三菱UFJ証券の水野和夫チーフ・エコノミストが「グローバル経済と地域社会の可能性」をテーマに話し合った。

 大沢教授は、日本社会の風潮を1960年代からたどり、インターネットが普及した1995年ごろから「若者が暴力などの激しいリアリズムを求めるようになった」と精神構造の変化を指摘。水野チーフ・エコノミストは社会の変化した90年代半ばから日本の実質賃金や長期金利が下がり、小さな企業もグローバリゼーションに巻き込まれていることを紹介した。

 利賀ではグローバル社会に対抗する精神文化の強靱(きょうじん)さを求め、劇団SCOTの役者たちが身体表現に挑んでいる。高木頭取は「30年以上前に利賀の地へ移った鈴木さんの先見性を感じる。今は経済だけでなく、文化を通した心の豊かさが求められている」と話した。

 日本のあるべき姿を考える連続シンポ。23日は鈴木さんが基調講演した。最終回は31日午前10時半から、石井知事と大久保満男日本歯科医師会長、鈴木さんが討論する。問い合わせは舞台芸術財団演劇人会議、電話0763(68)2356。

 24日は、若手の演出家らが力量を競う「利賀演劇人コンクール」が始まった。

利賀
2008年08月25日


 東海北陸自動車道全線開通記念の「五箇山伝統芸能まつり」は23日夜、南砺市上梨(平)の白山宮境内で行われた。観光客ら約50人が地元の民謡団体による「こきりこ」の素朴な調べと踊りを楽しんだ。

 越中五箇山筑子(こきりこ)唄保存会のメンバーが出演。狩衣(かりぎぬ)と呼ばれる衣装をまとった男性が伝統楽器「ささら」を手に勇壮な踊りを見せ、女性は優美な手踊りなどを繰り広げた。保存会による演舞の後、観光客も出演者の手ほどきで踊りを体験し、山里の素朴な雰囲気に浸った。

 まつりは南砺市観光連盟と五箇山観光協会が主催した。

2008年08月22日


 南砺市の「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド2008」に出演する各国アーティストが21日、同市福野小学校体育館で、地元の小学生とフットサルの国際親善試合を行った。

 地域住民と交流を深めようと昨年に続いて企画。女性シンガーのドベ・ニャオレさんのバンドメンバー、韓国打楽器のチャン・ジェヒョさん、サバールドラムのワガン・ンジャェ・ローズさん、サバールダンスのアブドゥ・バイファルさんら7人とスキヤキ実行委員会スタッフで「スキヤキ」チームを結成。同校児童でつくるFCふくのJrと十分ハーフで対戦した。

 試合は3−1で「スキヤキ」チームが勝利。メーレズィ・ナービルさん(チュニジア)は「フレンドリーな試合で楽しかった」と話し、小学生らと記念撮影していた。

福野
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