2008年02月07日

日韓作陶交流活発に 韓国の金さん、城端で弟の工房初訪問



 韓国の陶芸家、金京先(キムキョンソン)さん(43)=慶尚北道聞慶市=が今月初めから、弟で南砺市細野(城端)を拠点に活動している陶芸家、金京徳(キムキョントク)さん(37)の工房を訪れている。12日まで滞在し、北陸3県の陶芸家らと交流を深める。

 京先さんは、韓国の重要無形文化財に指定されている金正玉さんの弟子の1人。韓国の伝統技法を守って作陶に取り組んでいる。京徳さんは兄の影響で陶芸の世界に入り、平成10年に来日、福井県で越前焼を学んだ後、12年から妻の小橋真由美さん(35)の出身地の南砺市へ移住した。

 京先さんの来日は今回が初めて。京徳さんの日本での生活を案じていたが、着実に実績を重ね、北日本新聞で紹介されたことなどを喜び「多くの人に支えられて陶芸の道を歩んでおり安心した」と話した。

 聞慶市で毎年開かれている展覧会には5年前から北陸各地の陶芸家が招待されており、各作家の工房の見学などを希望。これまでに出品した小矢部市の山本興山さん(3代目)、砺波市の新保孝二さんらと会うほか、石川、福井両県も訪れる予定。さらに、世界文化遺産の五箇山の合掌造り集落、寺院建築なども見学し、日本の伝統文化に触れる。「両国の作家の交流を活発にし、陶芸の精神性の高さを多くの人に知ってもらうようにしたい」と話している。



城端
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