2008年01月07日
カシナガ被害木を有効利用 南砺の山々を守る実行委、炭窯に火入れ

カシノナガキクイムシ(カシナガ)の被害木を有効利用しようと、木炭生産に取り組んでいる南砺市のNPO「南砺の山々を守る実行委員会」(会長・桃野忠義砺波森林組合長)が6日、ことし最初の炭焼きの火入れを行った。
実行委はドングリ募金や植樹イベントなどの森を守る活動のほか、一昨年の夏から被害木の伐採と炭焼きを行い、年間に約5トンを生産。道の駅福光などで「南砺の山守炭(さんしゅたん)」として販売している。
炭焼き窯は同市小二又(福光)の山あいにある小二又木炭生産組合の施設を利用。実行委と南砺造園業組合のメンバー、地元の炭焼き専門家、ボランティアらで先月下旬からの炭焼きで完成した木炭を5日に窯出し。6日は、今年最初の炭焼き用として福光地域で伐採し、長さを切りそろえたナラの被害木11トンを窯の中に並べ、点火した。
4、5日後に火を消して密閉状態で蒸し、今月20日ごろに窯出しする。約1トンの炭が出来る見通し。
作業に当たった実行委の水口暉夫さんらは「これまで生産した木炭はほぼ完売した。採算面では厳しいが、荒れた森を守るために続けていきたい」と話した。
今回を含めて春までに3回の炭焼きを行い、秋以降の作業は今後、検討していく。
福光
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